本格的に今期の畑をスタートしました。方法は「循環農法」。循環農法への想いをどうしても話したくなってしまって・・・。よろしければ、少しお付き合いください。
「人は土のお化けである。」「土と微生物の関係は人と腸内細菌の関係と同じ」こう言ったのは、農の師である「赤峰勝人」親方です。
今からちょうど5年前、腸内細菌を勉強していた自分に目から鱗の内容を友人がしてくれて、その著書「にんじんから宇宙」を貸してもらいました。すぐに読破し、赤峰親方のいるなずな農園(大分県臼杵市)の百姓塾に参加したのが、農への目覚めでした。
それから、循環農法をより深く勉強しつづけ、その学問と実践から最近では色々なことがわかってきました。
そして、植物を知れば知るほど、植物の凄さ、奥深さ、人間の浅はかさを知るようになるのですが、、、、
さて、赤峰親方からは本当にたくさんのことを学びました。
①植物は、たくさんのミネラルやビタミンを作る(原子転換をする)こと学びました。
②その植物(雑草と呼ばれる草)が枯れて、微生物が分解し土をミネラルやビタミンを含んだ、豊な土を作ることを学びました。
③野菜は、土から人にその季節に必要な栄養素を取りこみ、人を育むために生まれてくることを学びました。
④そして、虫たちは人が食べては毒となる野菜を命を懸けて食べて、人を守ってくれるのを学びました。・・・有機農法・自然農法だから虫が喰っているのは当たり前だと思っていましたが、そうではなかったことを知って驚いたのを今でも鮮明に覚えています。
そのような野菜を食べて生きる人は、まさに土からできた化け物です。
このように命は育み育てられます。まさに、無駄な生命はなく「循環」しています。これが赤峰親方が伝える「循環農法」です。
この循環農法は、微生物たちの力を最大限に活かす完熟たい肥を使用します。完熟たい肥は、あらゆる毒となるものを微生物の力で無害にしたたい肥です。この完熟たい肥を使うと、野菜はすくすく育ち、収穫量も多いです。だから、農薬・化学肥料で大量に生産される(多くの人がスーパーなどで買う)野菜と比べてもお値段は、同等か安いことからもわかります。
これ、本当なのです。
自然農法では、収穫量が少ない、手間がかかる、良いものだから高い、虫食い当たり前っていう話を聞くことがありますが、循環農法ではそんなことは全くないことも経験しています。
草、微生物、虫が織りなす絶妙のバランスの上に成り立つ循環農法が自分には合っています。
そして、循環農法の学びを深め、実践することにより多くのことに気づき繋がっています。例えば、
・ソマチットと土
・遺伝子組み換え作物の栄養素がスカスカなこと
・土と菌の関係からみえる腸との付き合い方
・塩がどうして必要なのか?
・海が生命の起源である必然性
・植物が心をいやす理由
・リンパと血管と導管の関係
・植物の使命 など
こんなお話もどこかでできたらいいなぁ。
こんな考え方なので、本舗の商品はすべて常在菌に優しいものが基準となっています。
菌を含め生きとし生きるものと共生し活きていく!!
これからも、本舗の応援よろしくお願いします。
★今日のごはん
自家製米粉パン、自家製カレー、サラダ(自家製レモンドレッシング)
パンは、遠赤外線で発酵!!(※)スーパーレジエントヒーターの発酵機能を利用
スーパーラジエントヒーターについては、明後日に書きます。