界面活性力の強い、合成界面活性剤は戦時中にドイツで開発されました。合成界面活性剤は、硬水に溶けやすく、アメリカで台所用洗剤やシャンプーとして瞬く間に広まりました。
このような合成界面活性剤に着目し、活用しはじめたのが化粧品業界です。
油と水を混ぜたクリームや乳液をつくり始めました。
戦後、日本は石けんしか、界面活性剤はなかった時代ですから、合成界面活性剤が入ってくると、化粧品は一氣に様変わりしました。
油と水を綺麗に混ぜ合わせ、やわらく使い心地のよい乳液やクリームが作られるようになってしまいました!!
界面活性剤が肌のバリアを壊します。界面活性力の強い合成界面活性剤ならなおさらです。
肌バリアが機能しないと、乾燥肌になり、身体は外的要因(環境毒)から苦しめられます。これに1950年代以降、食品添加物や化学肥料でできた生命力のない野菜などが普及し、身体は内的要因(食用毒)からも苦しめられる事になります。
肌だけのデーターは無いのですが、食の影響もあり1960年代からアトピー患者が増えているのは、こういった事が原因でないかとも最近では判明してきています。
☆界面活性剤の見分け方
名前の最後に
「~石けん」「~塩」「~硫酸ナトリウム」「~クロリド」「~アンモニウム」「~ベタイン」「~グリセリル」「~水添ひまし油」
とついたのは、界面活性剤です!!
特に、赤字は注意!!
例)高級脂肪酸石けん、N-アシルアミノ酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ベンザルコニウムクロリド、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、コカミドプロピルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリン酸グリセル、PEG-60水添ひまし油。